AMED委託事業(平成30年度~実施中) | |
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実施体制 |
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本事業は、平成30年4月よりAMEDから次世代天然物化学技術研究組合が受託した「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発(革新的中分子創薬技術の開発)」のうち、「中分子シミュレーション技術の開発」である。本事業では、構造多形の解析が可能な低温電子顕微鏡解析法および核磁気共鳴法(NMR)を用い、それらの実験データを活用したインシリコ技術による中分子膜透過性シミュレーションおよび中分子等による細胞内PPIの制御を目指した中分子シミュレーション技術の開発を行う。 また、以上の研究課題を効率良く達成するために、単粒子解析法に最適な高分解能クライオ電子顕微鏡装置の開発を併せて実施する。
中分子創薬を加速させるためには、膜透過性の予測能・標的分子との結合予測能の向上等を実現する基盤技術を開発する必要がある。対象となる中分子化合物の化学構造の多様性は低分子創薬とは比較にならない大規模になるため、実際に合成する前にその薬剤の構造が生体膜を透過して創薬標的への特異的な効果を実現できるか、あらかじめ絞り込むための評価・予測のシミュレーション技術の開発を進めている。研究開発項目としては、
を行った。
また、単粒子解析法に最適な高分解能クライオ電子顕微鏡装置の開発は、基本設計を完了し、2019年度完成を目指して製造を進めている。
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