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2級検定試験出題例

2級検定試験の難易度

 2級検定試験では、バイオインフォマティクスに関する基礎的な知識の理解度を確認する問題が出題されます。下記に過去の出題問題(2問)とサンプル問題(9問)を示します。受験の参考としてください。

過去の出題問題

問(平成16年度 午後)

ある遺伝子がヒトの遺伝性の疾患に関連しているかどうかをキーワード検索で調べる際に、最も適切なデータベースはどれか。次のうちから一つ選べ。

  1 PSORT
  2 ENZYME
  3 ProDom
  4 OMIM
  5 BIND

問(平成17年度 午前)

遺伝暗号に関する次の記述のうちから、正しいものを一つ選べ。

  1 遺伝暗号はすべての生物種に共通である。
  2 tRNAの種類の数はアミノ酸の種類の数と同じである。
  3 tRNAの種類の数はコドンの種類の数と同じである。
  4 tRNAがコドンに結合する部分配列をアンチコドンとよぶ。
  5 スプライシングによって遺伝暗号も変化する。

サンプル問題

問1(バイオ基礎)

細胞は生物体を構成する基本単位で、多くの細胞小器官からなっています。その一つで、「呼 吸系に関与しており、その内部には、核遺伝子とは独立に複製される環状のDNA が含まれ ている」細胞小器官は何と呼ばれているでしょうか。次のうちから一つ選べ。

  1 核
  2 小胞体
  3 ミトコンドリア
  4 リソソーム
  5 ゴルジ装置

問2(バイオ基礎)

ヒトのゲノムや染色体の記述のうち、間違っているものはどれか。次のうちから一つ選べ。

  1 ヒトのゲノムは約30億塩基対からなる。
  2 ヒトの染色体は22本の常染色体を二組と、性染色体XX またはXY からなる。
  3 男性の性染色体はXY からなる。
  4 ヒトの染色体は核酸のみからなる。
  5 常染色体の1番染色体は22番染色体よりも大きな染色体である。

問3(バイオ基礎)

セントラルドグマによると生物の遺伝情報は、DNA からRNA、RNA からタンパク質に 伝達されていくとされます。DNA→RNA、およびRNA→タンパク質への情報伝達過程は なんと呼ばれていますか。正しいものを次のうちから一つ選べ。

  1 DNA→RNA は翻訳、RNA→タンパク質は転写
  2 DNA→RNA は複製、RNA→タンパク質は増殖
  3 DNA→RNA は増殖、RNA→タンパク質は翻訳
  4 DNA→RNA は転写、RNA→タンパク質は翻訳
  5 DNA→RNA は複製、RNA→タンパク質は転写

問4(バイオ基礎)

薬の効果は、患者の遺伝的素因によって影響を受けるとされています。薬の臨床試験(治験)段階において、患者の遺伝的素因に応じた薬の効果を明らかにすることが、求められ つつあります。このような研究領域はどのように呼ばれていますか。以下の選択肢から最も適切なものを一つ選べ。

  1 chemogenomics
  2 toxicogenomics
  3 pharmacogenomics
  4 chemical genomics
  5 clinical proteomics

問5(バイオインフォマティクス基礎)

下記英文の中の(X)と(Y)内に入る単語をどれか。次のうちから一つ選べ。
In the analysis of molecular sequences, the terms (X) and (Y) are often used without a clear understanding of their distinct implications. (X) is a descriptive term which only implies that two sequences, by some criterion, resemble each other and carries no suggestion as to their origins or ancestry. (Y) refers specifically to (X) due to descent from a common ancestor. On the basis of (X) relationships among a group of sequences, it may be possible to infer (Y), but outside of an explicit laboratory model system, descent from a common ancestor remains hypothetical.
注: ancestry 祖先 descent 血縁、血統、家系
出典:Sequence Analysis Primer /edited by M.Gribskov & J.Devereux (1992)W.H. Freeman and Company

  1 (X)にはhomology が入り、(Y)にはsimilarity が入る。
  2 (X)にはsimilarity が入り、(Y)にはhomology が入る。
  3 (X)にはsimilarity が入り、(Y)にはprobability が入る。
  4 (X)にはprobability が入り、(Y)にはsimilarity が入る。
  5 (X)にはhomology が入り、(Y)にはprobability が入る。

問6(数理・知識表現)

W3C (World Wide Web Consortium)から1998 年に勧告されたテキストマークアップ言語 で、データの構造と意味を保持したままテキストをネットワークで交換することができる 汎用データ記述言語はどれか。次のうちから一つ選べ。

  1 HTML
  2 Java
  3 XML
  4 Perl
  5 SGML

問7(ゲノム解析)

塩基配列やアミノ酸配列のホモロジー解析に用いられるプログラムでないものはどれか。次のうちから一つ選べ。

  1 BLAST
  2 FASTA
  3 Waterman-Smith-Bayer 法
  4 KEGG
  5 Needleman-Wunsch 法

問8(タンパク質構造解析・プロテオーム解析)

タンパク質の構造予測法について、以下の記述のうち、間違っているものはどれか。次のうちから一つ選べ。

  1 タンパク質の二次構造予測ではαヘリックスやβシートなどの予測がなされる。
  2 ホモロジーモデリングはタンパク質の立体構造予測法の一つである。
  3 Chou-Fasman の方法はタンパク質の二次構造予測法の一つである。
  4 タンパク質の分子動力学法ではNewton の運動方程式が数値的に解かれる。
  5 Hopp-Woods の方法はタンパク質の二次構造予測法の一つである。

問9(生命システム解析)

細胞内ネットワーク解析と関連性の最も低い項目はどれか。次のうちから一つ選べ。

  1 KEGG
  2 代謝流速均衡解析
  3 酵素反応シミュレーション
  4 SBML
  5 PSI-BLAST

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